獲得率82%の単独猟初心者が使っているノウハウ④ ”猟場-Look”

単独猟始めて半年未満のビギナーが、犬なし・スコープなしスキート銃・猟友会ベスト帽子着用で、猪・鹿の単独猟に11回出猟し、9頭を回収しました。

猟果につながったポイントを振り返ると5点あります。今回は#3-Lookです。

#1.自宅で、据銃や装填などの練習をしていました。
#2.射撃場で、スラグ撃ちの練習をしていました。
#3.猟場で、スニーキング/SLLS(Stop.Look.Listen.Smell)を意識して実践しました。
#4.実践で気付いたちょっとしたことを積み重ねました。
#5.経験者のアドバイスを実践していました。
……………………………….

今回のキーワードです。
SLLS(Stop.Look.Listen.Smell)のLookです。


単独銃猟の三大要素は、①獲物を見つけて、②忍び寄って、③鉄砲で仕留める、とわたしは定義しています。

経験・勉強不足を自覚してるのですが、ひとまず以下の3点にまとめます。

①獲物を見つけるスキル・・・SLLS(Stop.Look.Listen.Smell)
②獲物に忍び寄るスキル・・・スニーキング
③鉄砲で仕留めるスキル・・・射撃


一つ目の「見つけるスキル」のSLLS(Stop.Look.Listen.Smell)の中には、獲物の生態に即したトラッキングという一大ジャンルがあると理解しています。
しかし、わたしはコレをほとんど習得していません。
「寝屋で寝てるかも」「糞や足跡が多い場所の近くにいそう」くらいです。

わたしにとってのLookは、獲物の姿を直接Lookするであり、足跡の向きや糞の新しさはLookしていません。理由は二つです。※あくまでわたしの経験上の意見です

1.できたての足跡や新しい糞の近くにいるわけではない
足跡が延々と続きその先にいるならいいのですけど、獲物は移動しているし落ち葉があれば次の足跡を探すの大変です。
ついたばかりの足跡と言っても30分経っていたらかなり遠くまで移動すると思うのですね。半日経っていても土質や気候次第でついたばかりに見える場合もあるんじゃないか..と考え始めると足跡や糞が捜索の中心にはならない、というのが私の考えです。
乾燥しやすい日なたで明らかに出したて水分たっぷりの糞があればさすがに入念にチェックしますが、そのくらいです。
(雪の日は出猟経験ないので分かりません。スミマセン)


2.足元の地面を見るより、獲物の姿を直接探す方が見つかる
じゃあ何を見てるか、といえば獲物がいそうな場所を見ています。

例外は少なくないですが、あえてパターン化するとこんな感じだと思います。
①当然、歩いている獲物はよく見えます。こちらが歩いていても見えます。
②座った獲物も口・耳・尻尾を動かしているので見えます。忍び歩きなら見えます。
③頭を沈めて寝ていると風景に溶け込むことも。忍び歩きか、止まって探します。

このうち①は意識しなくてもLookできるのであまり気にしません。

②はスピード落として歩いていれば目に入るので意外と見落とさないはずですが、より地面に近い位置をチェックするように意識します。

③はより地面ベッタリに視線を向けていると気付きます(座って地面と視線を水平にするという意味ではありません)。鹿や猪が寝ていると、茶や黒の岩や、膨らんだ根っこのように見えますので、一つ一つ、黒い岩か寝ている猪か判別していきます。

例えるのが難しいですが、、
直線道路の30m先に置いてあるサッカーボールと交通標識は高さが違っていてもどちらも視界に入るので存在は分かると思います。(この感覚は①に近い)

しかし、サッカーボールの模様まで正確に認識したいなら、視界全体で見るのではなく、地面の高さに意識を向けてサッカーボールにフォーカスするはずです。この視線の向け方で山の地肌をLookするのがポイントです。(この感覚は③に近い)

【クイズ】
2枚の画像の内、片方に一頭の猪がいます。探してください。(正解は記事最後)


3.視界のエリアを区切って探す
風景を眺めるように見渡す(画像左)と、獲物が視界に入っていても脳が認識しません。それで「いないじゃん」と思って歩き出すと、見渡した風景の中からCGのように鹿が現れて、走って逃げていきます。

意識して視界を区切って、区切ったエリア「1」をZ字に視線を動かします。次に区切ったエリア「2」「3」・・・を同じ要領でチェックしていきます(画像右)。エリアを区切ると木陰に隠れていた獲物に気付くようになりました。
しかし「7」あたりに、まだこちらに気付いていない鹿がいると、先に気付かれてしまいます。

それで、どうするとかといえば、まずざっと視界全体を見渡す+次にエリアに区切ってチェックする、という組み合わせがいいと感じています。
ざっと見渡すときに鹿や猪の立ち姿・座り姿・寝姿に似ている形状・色を意識するのがコツです。

実際にやってみるとほぼハズレになると思います。そのうち「獲物がこんな格好で寝るわけないな」と、じっくり見なくて済むものが増えてくるはずです。


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【クイズの正解】


下の画像、赤丸で囲んでいるのは寝ている猪です。遠目には倒木や丸い岩に見えます。
上のクイズのもう一枚の画像中央にあった黒い塊は、毛並みまで見えている猪のようですが、実際には大木の根っこが膨らんでいるだけです。
怪しいと思うフォルムのものは判別できるまできちんと目視チェックすることが大切です。

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#記事タイトル概要
1実績単独猟初心者の初回~11回目の実績
2“自宅”初心者ほど自宅の練習で効果が出る
3“射撃場”腕を上げるだけじゃない。力量を知ると猟果につながる
4“猟場-Look”最も使う五感は視覚。効果的な視界の使い方
5“猟場-Listen”耳で獲物を探す。電子イヤマフは武器である
6“猟場-Smell”臭覚が役立つピンポイント
7“猟場-Stop”獲物を探すときになぜ立ち止まるのか
8“忍び猟の猟装”高価な猟服じゃなくてもいい
9“忍び猟の行動(1)”歩き方と目配り
10“忍び猟の行動(2)”地形、遮蔽物の利用、獲物との距離
11“小さな気付き(1)”立ち止まるときの姿勢、休憩する場所と鉄砲の置き場所
12“小さな気付き(2)”自分が得意なスタイルを探す。立射は安定しない?
13助言を試す(1)見下す位置、怪しいカタチ、自然にない音を持ち込まない
14助言を試す(2)”自然にない臭いを持ち込まない、風向き
15まとめ持たざる者が猟果を出すためのポイント
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