大物単独猟 初心者の射撃練習

単独猟にもスタイルがあると思います。

獲物にできる限り近寄って撃つスタイル(スキート銃でやっていたスタイルはこれ)や、自分の射程を把握して距離に余裕を持たせてスナイプするスタイル(ボルト銃でできるようになりたいスタイルはこれ)です。

わたしはやりませんが、走る獲物を数発で仕留めるスタイルもあるようです。
失中に抵抗感があるのでなかなか手が出ません。

時々「とにかく山に行って獲物を見つけて近寄れば獲れるよ」とアドバイスを頂きます。でもわたしは獲れればいいのではなくて、自分がボルト銃で描いているスタイル・技術構成で獲りたいのです。
(早く泳ぐだけならクロールでいいけど、平泳ぎがうまくなりたい、みたいな感じ)

さてボルト銃で100m先の獲物を撃ち獲るスタイルを目指すので射撃練習します。


重要な二つアドバイスを頂きました。

アドバイザーはTwitterの皆さんさんです。
皆さんわたしのようなド素人にも分かりやすく丁寧に教えてくださる優しい方です。
(鍵アカウントの時ある方はお名前を伏せてKさんとします)。


1.据銃練習

50m立射の練習を続け、少しずつ5点内にまとまる弾が増えてきました。
しかし大きく飛び出す弾があります。集中力の問題でしょうか。

ここでKさんのアドバイス。

右に飛び出している理由として「自然狙点がズレている」という競技の静的射撃の観点で説明してくださいます。

「姿勢が右に行きたがっているのをスコープで的を見て無理やり左に合わせに行っている状態。意識が照準から激発に移行する瞬間、体が自然な方向(ここでは右)に戻る」ということだそうです。

ネットで見かけた姿勢を単に真似していたのですが、右腕を水平気味に構えていて右に開く体勢になっている自覚があったので、ぎくりとしました。

ここでKさんから勧めていただいたのが据銃練習です。
「脚の位置、幅、足-腰-肩のねじり具合、肩付け・頬付けの位置、強さ、握る強さ、銃猟配分などをチェックして射撃場で同じ姿勢を再現する」というものです。

※ここから2ヶ月間、射撃場へ行かずに自宅で据銃練習しました。その結果は後日の記事で..。

2.的を狙っている間の姿勢・呼吸

射撃場で聞いたコツに対して「ピストル射撃の射法ではなかろうか」とツッコミを入れてくださったKさん。
「レチクルが的に対してグルグルグルグルする中で、グルグルの中心が的の中心と一致した状態で、その範囲を小さくしていくのが立射の練習でしょう」とのこと。

ガン斉藤さんのアドバイスはこちら。
ピストルの精密射撃と猟銃共通の射法として上から下へ、下から上へで重なったときに撃つ方法が有効だと仰っています。

お二人共通していますが、狩猟で集中して撃つ一発と射撃場で何発も撃つ弾は違うということ。それは理解できるのですが、何発も練習して安定して撃てるようになれば猟場で役立つはずです。

最後に鹿ぱんさんのアドバイス。ライフル射撃の構えを見なさい、と。

つまり、こういうことでしょうか。
今まで左腕はもっと前方を握っていて、左肘はこんなに畳んでいませんでした。不自然な姿勢に見えます。

だからといって「エアライフル用の姿勢がスラグ射撃に使えるの?」なんて思いません。なぜって100m立射で獲れる鹿ぱんさんが仰るのですから試す価値があります。

https://karikurashi.jp/2021/02/16/solo-hunting_choice_scope_the2nd/

学びつつ練習しつつでまだ勉強不足は否めません。
射撃精度も100%とは言えませんが、落ち着いて50m前後を撃つ程度であれば実戦で使えるまでは練習しました。

ゼロインからおよそ200発、猟場に出る決心をしました。

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