「あと少しだけ遠い獲物を撃ちたい」
その欲求からボルトアクションにスコープを搭載する方針が決まりました。
検討初期の考えはコチラ
予算 | 新銃とスコープ合わせて20万円くらいだといいな。 |
方針 | 現在所持しているスキート銃とできるだけ特徴が異なる鉄砲にしよう。 |
希望 | 100m先の獲物を撃ち獲りたい。 |
機能性 | マニアックな話はよく分からない。獲れるならOK! |
スキート銃は鉄砲を何も知らずに譲ってもらったものなので、自分の意志で選ぶ初めての鉄砲は新銃がいいなと考えています。
また、リアルの相談先が身近に欲しいので地元の銃砲店で取り扱う鉄砲から探します。
3ステップで検討しました。
1.)スムースボア/ハーフライフルの比較
鉄砲の通る筒の内側が「ツルツル」か「半分ライフリングが入っているか」の違い。
一般論としてはハーフライフルの方が遠射精度でより優れています。
しかし、”猟場の100m程度なら「鉄砲」より「腕前」の影響が大きい” と銃砲店のオヤジさんもネットの先人たちも言います。
安い弾でしっかり練習する方が獲物ゲットの近道なようです。
銃身 | 100m射撃精度 | 弾の価格 | 精度 |
スムースボア | 〇 | ◎ | 〇 |
ハーフライフル | ◎ | 〇 | ◎ |
2.)口径(12番/20番/410番)の比較
410番は地元銃砲店での取り扱いがほぼなくて、12番・20番と同じレベルのフォローができるか微妙..と言われて除外しました。12番と20番で比較します。
銃砲店のオヤジさんの説明
「20番のドロップは緩やか。弾道が直線的で目測で撃つ猟場では狙いやすい」
「所持しているスキート銃(12番)より明らかにあたるようになるのは20番」
銃砲店のオヤジさんの殺し文句
「12番より威力が弱くても精度は上がる。急所を撃ち抜けばいいじゃないか」
番径 | 銃の入手 | 弾の入手 | 威力 | 精度 | ドロップ率 | 身近な経験者 |
12番 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 | △ | ◎ |
20番 | ◎ | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | ◎ |
410 | × | ? | ? | ? | ? | × |
3.予算など条件に近いボルトアクションの比較
「地元銃砲店の新銃価格」と「当時の在庫」という妙な項目が含まれていますね笑
どちらも店・タイミングで変わりますが、手付金を払って所持許可の更新前に取り寄せてもらう必要があるのでメモしています。
ラインナップ | 番径 | 銃身 | カモフラ柄 | (価格) | (在庫) |
Browning A-bolt | 12番 | ハーフライフル | アリ | 23万円 | 〇 |
Miroku MSS-20 | 20番 | スムースボア | ナシ | 30万円 | 〇 |
Savage 212 | 12番 | ハーフライフル | アリ | 22万円 | × |
Savage 220 | 20番 | ハーフライフル | アリ | 22万円 | × |
Savage turkey212 | 12番 | スムースボア | アリ | 20万円 | 〇 |
Savage turkey220 | 20番 | スムースボア | アリ | 20万円 | 〇 |
銃砲店のオヤジさんによると…
「A-boltは12番だけどハーフライフルでしっかりグルーピングまとまる。価格もお手頃。国産Miroku製と考えていい。今持ってる12番のDupo、Monolitが使えますね」
「MSS-20は精度ピカイチ。射撃をメインに取り組む人が選ぶ銃。なぜハーフライフルにしないのかって?スムースボアでハーフライフル以上の精度が出るmade in japanなんです…その分、少々お高いわけです」
「A-bolt・MSS-20は長年の実績と国産の安心感があってお店としても自信をもって販売できます。もし故障しても修理に期間かからないよ」
「Savageのハーフライフルは12番も20番も在庫ありません。本体価格が安くてよくまとまるから人気でてきたそうだよ。A-boltやMSS-20より安いのもメリットかな」
「Savageのturkeyは弾倉からの装填、排莢が苦手という情報あります。made in Americaなりの個体差はあるね。それと付属の鳥撃ち用のターキーチョーク(←スラグ撃てない)のみ保証つけます。社外チョーク破損事例あったので正規代理店から通告ありました」
「Savageはどちらも最新版からストックの頬付けや肩付け部分のサイズ調整ができる。その分も追加費用かからないね」
ふむふむ..選択肢は少ないようで奥が深いなぁ..と持ち帰って考えることにしました。