単独猟 第6回 “三段”         (鹿) 犬なし/スコープなし スキート銃

【単独猟のポイントは記事の最後にMEMOをまとめています。本文の太字部分と連動させています】

2020年10月某日

猟場近くを窓開けて運転しているとオス鹿の鳴き声が聞こえてきて期待が高まります。ポケットの鹿笛を確かめて入山します。

第5回でメス鹿を獲ったときにオス鹿が去ったエリアを目指します。細い木々が密集した獣道を抜けて、太い木が散在する視界が開けた場所に出ます。300m四方を見下ろせるので鹿が現れれば視認しやすいはずです。

太い木に背中を預けて鹿笛を吹きます。四方八方に響き渡るよう5分おきに笛の向きを変えて吹き続けて周囲を見渡していると、オス鹿が三段角を揺らして斜面を緩やかな足取りで登ってきました。オス鹿との距離は40m。

木を壁にオス鹿の死角を維持しながら装填。左半身を木に寄りかけて体重を預け、右半身を出してオス鹿のネックに照準を合わせます。緩やかに歩を進めるのでそれに合わせて、頬付けと肩付けを維持したまま銃口をずらしていきます。25mまで距離が詰まった地点でじっくりとトリガーを絞り始め、20mで最後まで引き絞りました。

狙い通りネックに着弾、オス鹿は足が崩れ座り込むような姿勢になりました。研いだ角で突かれるとケガするので、二発目を装填したまま近寄ると浅く呼吸していて動きだす気配はありません。脱包して、片手で角を強く握り押さえ込みナイフでとどめをさしました。

※第一種銃猟免許保持者が有害鳥獣対策の従事者として法令に則り駆除したものです

過去に獲った3頭より一回り大きく、肩や胴体の肉厚に圧倒されます。撃ち下ろした弾はネックを抜けて地面に転がっていました。薬莢と同様に回収します。

自家消費のために解体します。過去の獲物と手順は同じですが重いので手間取ります。食用にしない残滓を少なくしないと穴掘りが大変なので、できるだけ肉を取り分けビニール袋に入れて枝に吊るします。

残滓を埋めてホッとしたのに今度は肉が重たいことに気付きます。リュックの中に詰め込み、外にも縛り付けて下山したのですが、リュックのショルダーベルトが食い込んで痛いし足元がふらつくしでヘトヘトになりました。

ヘトヘトでしたが初めての三段角を手に入れたので元気になりました。

スカルごと持って帰りたかったですが、角をノコギリでカットしました。

【MEMO】

・鉄砲を依託できない場合は体を木に預けると安定する。積極的に体や鉄砲を依託して安定した射撃体勢をとることが大切。

・自宅に庭もなければ近所に山もない。スカルごと煮込める寸胴鍋もない。スカルトロフィー作るのが難しいならムリしないで角だけでも悪くない。

・使用したMonolitという弾は枝を貫通して獲物を狙えることがウリになっている。当然バックストップを確認して発砲するが、犬を使った巻き猟のように獲物と犬が近い場合は獲物の体を抜けた弾が犬にあたったり跳弾したりする可能性がある。

【諸条件】

・鉄砲:上下二連スキート用12番

・照準:リブ+照星(光学機器なし)

・弾種:Monolit 

・弾数:1発発射-1発命中(ネック)

・距離:目測20m

・獲物:鹿(オス)-回収済

・目的:有害鳥獣対策

※当ブログでは、狩猟と有害鳥獣の駆除で異なる表現を同一に扱ったり暗喩・直喩を用いたりする場合があります。いずれの場合も法令に則り適切に行動・処置していますが、誤解を招く表現は速やかに修正しますので「お問い合わせ」よりご連絡ください。

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